数百倍から数千倍も遠いサーバーを使うことになれば遅くもなる

クラウドアプリケーションも海外のやり取りには少し時間が掛かる

もし、中国などの海外拠点(倉庫や工場)とやり取りすれば、日本企業でも数千キロを超えてしまうはずだ。両者を比較するとわかるように、将来、あなたのパソコンは数百倍から数千倍も遠いサーバーに依存することになる。数千キロは特殊な例としても、これだけ遠くなると、クラウドアプリケーションでは「信号の伝送時間がより長くかかる」ことになり、当然、アプリケーションの応答速度は遅くなる。

実際、サーズアプリケーションが広まり始めた二〇〇五年頃から、米国ではパフォーマンス不足が深刻な問題になっている。では、この問題に対し、どのような対策をとればよいのだろうか。たとえば、一〇〇メガビット秒の回線をやめて、一ギガビット秒(一〇〇〇メガビット秒)の高速回線を導入すれば、この問題は解決するだろうか。答えは「ノー」だ。通信で使うビット秒という単位は、一秒間に運べる「信号の総量」であって、信号そのものの速度ではない。

交通機関にたとえれば、一〇〇メガビット秒は大型バスで、一ギガビット秒は通勤列車のようなものだ。では、一〇〇メガより一ギガ回線のほうが、ウェブの表示が速くなるのはどうしてだろうか。大ざつばな話をすれば、ウェブの場合一ページ分のデータ」を受け取り終わると画面が表示されるからだ。つまり、一〇〇〇人(一ページ分のデータ)を運ぶ場合、一台五〇人乗りのバスなら、二〇回に分けて送る必要があるが、列車なら一回で送ることができる。見かけ上は列車がバスの二〇倍速いことになる。だからウェブのような大量のデータを送る場合は、ビット秒が高い回線のほうが高速になる。


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